くるみパン |
全粒粉のパン生地に胡桃を混ぜたパンを焼いた。
朝食のパンだから、こうやって、胡桃を混ぜただけでも随分贅沢な感じがする。
贅沢はたまにあるから良いわけで、毎日がレーズンやらフィグが入ったパンとかだとちょっと飽き飽きしてしまう。
プレーンなパンは不思議と飽きない。
夫の農場の名古屋コーチンちゃん達、いつになったら卵を産むんだろう…と
半泣き状態だったのだけど
最近になって産卵数が増えて来て
もう、我が家の卵消費スピードをオーバーしはじめてきた。
そろそろ夫のお店のメニューに登場できる頃。
平飼い自然卵が冷蔵庫に30個。
なんとも贅沢だけど、眺めていても仕方ないので
カステラにして一気に10個消費。
卵10個、砂糖260g、強力粉200g、水飴30g
これだけ。
新聞紙で作った型に流し込んでどどーーんと出来上がった。
普通のカステラ3本くらいはある。
文明堂の五三カステラのあのキメの細かさを思い出したら恥ずかしくなる
手洗い出来具合だけど
名古屋コーチンの自然卵のこれだけ大きなカステラっていうだけで、もう満足。
いたってナチュラルな餌を食べている鷄から産まれる卵なのに
なぜか凄いイエロー!!!!
強烈に黄色いこのカステラを見て思い出したのが
「ぐりとぐら」
我が家にあったこの絵本、もう40年近く前のもの。
私の姉が3歳の時に買ったらしく、裏に買った年が書いてあった。
いったい何万人?の人がこのシーンに感動し、
この黄色いカステラに憧れたでしょう…。
我がカステラを見て、ふと絵本を本棚から取り出して
カステラの隣に置いてみたら今回私が作ったカステラの黄色は、
まさにこの絵本の「カステラ」の黄色と全く一緒だった。
私の色の記憶装置はけっこう優秀だった。
ちなみに、私のカステラは卵と砂糖と小麦粉だけだけど
「ぐりとぐら」のカステラには牛乳やバターが入っていてとってもリッチ。
せっかく奇麗に残っていた絵本なのに我が娘達がビリビリに破いてしまったので
一部落丁あり。とほほ。