2015年5月24日日曜日

農場の卵とお米


こちら、農場の生みたて卵。

卵白の弾力が凄い。
卵黄は独得の黄色みを帯びていてる。



やっぱり一番美味しいのは「たまごかけご飯!」を言いたいところだけど
写真を撮っておきながら実はあまりそれは好きではない。
白身の部分の食感がちょっと苦手。
温泉卵を乗せて食べる方が好き。

さて、私は朝食にパンばかり食べているのか、というとそうでもなく、1/3はご飯朝食。




北海道の人は「ななつぼし」の方が人気らしいけど本州出身の私は「ゆめぴりか」が好き。
北海道に住み始めてすぐに、道産のお米を少しずつ色々買って食べ比べをしてこれに決めた。ほどよりねばりと甘さが美味しい。

とはいえ、宮城米「ひとめぼれ」の香りには届かないかも。震災以降は宮城米は食べないようにしているけど…




お米は土鍋で炊きたいところだけど、我が家のIHコンロはIH用の土鍋に反応しなくて、
結局ストウブ鍋で炊いている。

本当は炎で調理をしたい私。不本意ながらIH調理器のお世話になっているけど、電気代ばかり食って、妙な電磁波を浴びている気がして、何が良いのかわからない…。
お掃除が楽なことくらいかな。

ストウブは炊飯鍋ではないので、どちらかというと、肉料理をした時なんかに威力を発揮する。まずまずの炊きあがりではあるけれど土鍋の方がつややかに炊きあがる。
鍋で炊飯すること自体がなんとなく嬉しかったけど、最近、子ども達の食事の量が増えてきたら、鍋炊きが面倒になってきた。

炊きたてが美味しいから、いつも炊きたてが良いからって3合ずつ鍋で炊いていたけれど、
長女は食べ盛りで、家族も増えたら、そんなことは言ってられない。
正直、5合くらいまとめて一気に炊飯器で炊いてしまいたい。
そう思ってしまう自分が残念。

2015年5月22日金曜日

レーズンシュガーバターパン

レーズンシュガーバターパン


プレーンなパンに控えめにレーズンを入れて、
鋏で入れた切れ込みにバターと入れてグラニュー糖を振りかける。

一気に贅沢なパンに大変身。
この日作った10個のパンは全て売り切れた。

バターはパンに練り込むより、こうやってトッピングしたり
スプレッドとして塗った方がバターの風味をしっかり感じることができるような気がする。

今回使ったバターはトータル10gほど。小さく切ってパンの切れ込みに少しだけ入れただけ。

だから1個のパンには1g程度しか使っていない。
それでもバターの風味と香りは抜群。


同じ量のバターをを生地に練り込んでも
ここまでバターの風味や香ばしさを感じることができない。

10個全部にバターをスプレッドとしていただくとなると
これまた10gでは足りないだろうな。
切れ込みにバターを入れるという策は、とても経済的だ。


産後も変わらずパンを焼いているけど、
さすがに3児の母にもなると、のんびりブログを更新するのは難しい。

新生児は待ってはくれないから、何をしていても彼が泣くと中断。
中断したものを再開させる前に別のことが舞い込んできてしまうから。

しかし、ここで疲れるのは新生児の育児や授乳…というより、
むしろ、その他の2人に手がまわらなくててんてこまい。
次女はさらに赤ちゃんが返りがヒートアップしたものだからこれまた大変。

長女とは9歳、次女とは3歳、このくらい離れていれば育児も楽かな、と思ったのだけど
赤ちゃん返りは誤算だった…。
今まで自分でできていたことができなくなってしまい手がかかるのなんの。


しかし、きっと…こうやって「お母さん!お母さん!」と呼ばれて
慌ただしく小さな子ども達の育児ができる今が人生で一番幸せな時期なんじゃないかと思う。

3人の子どもが自立して、私を母として必要としなくなったとき
きっと今の慌ただしさ以上に寂しい気持ちに苛まれるんじゃないかな。
今の慌ただしさって、実は刹那的で本当に尊いものかもしれない。

2015年5月17日日曜日

オートミールパンとアーモンドクッキー


オートミールパン

オートミール…。
この味がけっこう好き。お粥のようにして食べることは無いけれど、

クッキーやシリアルなんかに入っているそれは香ばしくて美味しい。

今朝は強力粉の20g分をオートミールにし、生地の表面をちょっと濡らして、
オートミールを押し付けて焼いた。

オートミールくぉブレンドした効果はほとんど無いくら存在感が無かったのだが
表面のオートミールのさりげない食感と香りが新鮮で美味しかった。


さてさて、プリンを作るとどうしても卵白が余る。
全卵プリンもそこそこ美味しいけれど、やっぱり卵黄が多い方がコクがあって美味しいから、やっぱり卵白を余らせてしまう。

卵白が余るときまって作るのがこれ。

アーモンドクッキー



卵白2個分、砂糖80g、小麦粉20g、溶かしバター20g、スライスアーモンド100gをぐるぐる混ぜる。あとは天板に薄く広げて180℃のオーブンで25分焼くだけの、失敗知らずのお菓子。

ナッツは、スライスアーモンドじゃなくても、ココナッツでも、くるみでも、ごまでも
何でもOK。分量が多少ブレてもそれなりに仕上るし、粉もふるわなくても良い。

こんなに簡単で美味しく出来上がるお菓子もそう無い。
ポイントは薄く均一に広げることぐらいかな。
まぁ、これも少々均一でなくてもそれなりに出来上がってしまうのだけど。

天板一枚作って、バリバリっと割ってタッパーに入れておくと、
皆がつまみ食いして一両日中に消えてなくなる。

お菓子って、作ってもすぐ食べられないものが多い。
プリンもシフォンケーキも焼きたては食べられない。

でもこのお菓子は焼きたてにすぐ食べられるから長女はとても喜ぶ。





次女の最近のお気に入りの本…。というより私のお気に入りの本。
パンの描写がなんとも美味しそう。

この絵本は「はちみつやさん」「スープやさん」でシリーズ化されているけれど
パン屋さんが一番美味しそうで、ストーリーもわかりやすいから好き。

2015年5月14日木曜日

胚芽クッペとプリン

胚芽クッペ

10日間の入院生活、淡白な病院食から解放されたら
やたらとコッテリとしたものが食べたくなる。
授乳していることもあり、空腹感が止まらない…

理性よりも欲望や本能が勝っている。
増えた体重は戻るんだろうか…とちょっと怖くなる。

さて、退院した翌日。
ゆっくり寝ていれば良いのに、パリっと焼きたてのパンがどうしても食べたくて
やっぱりいつもの様に5時に仕込む。

写真を撮ってはいなかったけれど、久々に焼いた我が家のパンはやっぱり
オーソドックスな全粒粉のお尻パンだった。
やっぱり美味しいな。しみじみ。

さて、本日は、というと、やっぱりカリっとしたクラストと粉の味わいをジンワリ感じたくて、
砂糖を少なめにした小麦胚芽のクッペを作った。

リッチなパンより、どちらかというとリーンなパンが食べたくてしょうがない。
焼きたての喜びをしみじみ感じたいのかもしれない。
入院後遺症?


里帰りしているわけではなく、
世話する親がいるわけではない…
初産だったら信じられないのだうけれど
3人目ともなるとそれでもどうにかやってのけてしまうものだ。

まぁ、それでも「時間通りに」とか「計画的に」とか、そういう行動がなかなかできなくて
時間通りに朝食が出来上がらない、とか弁当が準備できない、というところで
夫はちょっとイラっとしているかもしれないな。

「今まで通りのやり方じゃダメなのはわかっていることなんだから工夫しろ」
と言いたげ。近日中に叱咤されそうだわ。

3人目ともなると甘えは許されない。


入院している間、夫の農場の鶏達も随分卵を産むようになって
農場から帰ると冷蔵庫にいくつも卵がストックされるようになった。

これだけあれば、我が家はもうスーパーで卵を買う必要は無いかもしれない。
なんだか嬉しい。




沢山ある卵、まず一番始めに作りたかったスイーツはやっぱりプリン。
卵味をめいいっぱい楽しめるスイーツの代表選手。


平飼い自然卵で作ったプリン…。
正直、味はスーパーの卵で作るプリンと大差は無いけれど

地場の野菜や米で育った元気な鶏が産んだ卵…
安心感は大きく違う。





2015年5月1日金曜日

北海道と我が家の春




5月 夫の農場の山桜も満開になった。北海道ではGWに桜が見頃になる。

本州だと、どこもかしこも桜が植えてあるので、ちょっと散歩すると
小さな桜並木があったり、大きな桜の木に遭遇したりもするが、
北海道はそこまでの桜は無い。

ソメイヨシノもあるけれど、エゾヤマザクラの方が多い。

それでも、雪が溶けて、街角の花が咲き、5月にもなるといよいよ春らしくなってくる。


北海道の春の到来と共に我が家にも新しい家族がやってきた。




長女、次女に続いて長男が誕生。

3度目の帝王切開なので。これが人生最後の出産となる。
これ以上出産したいとも思わないが、これが最後かと思うとなんだか少々寂しい気持ちにもなる。

アラフォーの母から産まれた末息子…。
私を癒してくれれば、もう満足!みたいな、もはや孫の様な存在。
娘達が喜んで面倒を見てくれるからなおさら可愛い部分ばかりが浮き彫りになる。


軟弱なワガママ男になりそうな予感がする。
甘やかし過ぎに注意しなくては。