ラムレーズン&フルーツパン |
このラムレーズン&フルーツ、昨年10月に仕込んだ、シュトーレン用のフルーツ。
ラム酒にバニラビーンズと一緒にレーズンとオレンジ&レモンピールを漬け込んだもの。
微妙な量が余ったのは頭の片隅にあったものの、何に使う訳でも無く…かれこれ半年が過ぎていた。
昨日納戸を少々整理したので朝食パンに練り込んだ次第。
フルーツはラム酒を吸いに吸って膨らんでいた。
軽く絞って70gをホームベーカリーの自動投入で練り込んだ。
シュトーレンと作る時は、具の量も多いし、
ラム酒を含んで柔らかくなったフルーツが粉砕されてしまうので手で練り込んでいたが
朝食パンを手仕込みするのは面倒なので自動投入で。
取り扱い説明書には自動練り込みのフルーツ類は50gまで…なんて書いてあるけど
あまり気にせず蓋が浮いても気にせず無理矢理自動投入している。
案の定フルーツは粉砕されてしまった。
細挽き全粒粉を混ぜたこともあるけれど、粉砕されたレーズンで生地は茶色くなった。
ラム酒分の水分が多かったので、随分しっとりとしたパンになった。
しかし、レーズン、何処??ってくらいレーズン感の無いパンになってしまった。
普通のレーズンも別途練り込めばもっと存在感のあるラムレーズンパンになったと思う。
これは昨年のシュトーレン。
20個くらい作った。友達やお世話になった方々にプレゼント。
この写真は夫のお店で出したシュトーレンのPOP用の写真。
レシピは全く一緒だったので、私のシュトーレンで写真を撮った。
例年「ホシノ酵母」で作っていたけれど
発酵に時間がかかる上にイマイチ膨らみに欠けててしまうのが悩みだった。
昨年のシュトーレン、「ホシノ酵母」「とかち野酵母」「金サフ」で試作したけれど、
発酵力は「とかち野酵母」「金サフ」が良かった。
1週間後の試食で…
「金サフ」は…時間が経ったパンの味がして微妙だった。
「ホシノ」は膨らみがイマイチだがやっぱり味は良い。
「とかち野酵母」は膨らみも味も良い。
ということで、昨年は膨らみ、味、作業効率、全てに完璧だった
「とかち野酵母」で全て仕込んだ。
「とかち野酵母」は耐糖性もあって、シュトーレンのような甘い甘い生地でもしっかり発酵してくれた。
1週間後の試食では、こっちが美味しい、あっちが美味しい、と色々あったけれど
2週間も過ぎると、熟成してグンと深みが増すので
どれもこれも文句無しに美味しかった。得に差も無い。
ラッピングやパッケージについて考える事。これもシュトーレン作りの醍醐味。
100円ショップにも、なかなか素敵なクリスマスラッピンググッズが売っている。
ただ、素敵なものはすぐに無くなるので11月下旬、早々には仕入れておかないといけない。
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