リュスティック型小麦胚芽パン |
リュスティックというのは水分がとっても多いフランスパンというかんじだったような。
だから砂糖は入れないし、水分が多いからヘラで混ぜて作るのが本来だろう。
今朝は、生地が出来上がってから、リュスティックみたいなランダムな形がいいな、と
ふと思ったので、リュスティック…というよりリュスティック型。
砂糖も入っているし、水分も通常と同じ。
じゃぁ、形が違うだけで一緒なのか、というと、そうでも無くて、
形が違うと食感も大きく変わった。
いつもは一次発酵後にすぐ丸く成形するのだけど
今回は取り出して、「なまこ型」にしてから10 分ほどベンチタイム。
ちょっとふっくらしたあたりで、スケッパーで切り分けて二次発酵。
丸めたり成形したり…生地に力が加わっていない。
そのためだろうかパンがふわふわ!だった。
生地に力が加わると目が詰まるということか?
たしかに、子どもたちがパンの成形する時、粘土細工みたいにいじりすぎるものだから
ふっくらしないものね。
関係しているのかどうかわからないけど、ちょっと目から鱗。
パン屋さんに売っているリュスティック、とても好き。
色々なレシピを見てみると、ヘラ&ボールで作業している。
水分量だけ多くしてホームベーカーリでいつもの様に作れると良いけどね。
捏ね過ぎちゃって気泡が小さくなるかな。
こんどやってみよう。
作家の向田邦子氏、生き方がサバサバしていてちょっと好きだった。
彼女の実家では冷蔵庫の中の野菜を煮てスープを作って片栗粉でとろみをつけたものを「ちゃぷすい」と呼んでいたらしい。
本来の「チャプスイ」というのは…よく知らないけど、アメリカンチャイニーズみたい。
野菜いために水を加えてとろみをつけたものかな?
私は向田家のように片栗粉でとろみをつけることはあまりしないけれど
冷蔵庫の端野菜をかき集めてスープにするから
我が家の朝食のスープはたいてい「食材の始末スープ」
だから向田家の「ちゃぷすい」だな。
(お弁当のおかずも、けっこう「ちゃぷすい」的。)
冷蔵庫が奇麗になるし、
食材をキチンと使い切った!っていう達成感もあって嬉しい。
ちなみに野菜の根や皮は農場の鶏ちゃんが食べてくれているから
我が家の野菜がゴミ箱に入る事は全く無い。
夕食を作っていると何故か微妙に50gとか残ってしまうことの多いお肉。
そのくらい使い切っちゃえばいいのに…といつも思うけど
この微妙に残ったお肉を塩麹に漬けておくと
「ちゃぷすい」の時や弁当づくりに便利。
野菜だけのスープより肉類が入った方が、がぜん美味しい。
しかも塩麹に漬けているから旨味が増えているからなおのこと。
それに、塩麹に漬けておくと、腐敗の進行が遅くなる(ような気がする)
週末に購入したお肉を、ちょっと遅めの水曜日に使って余らせても、
麹に漬けておけは、金曜日に使っても美味しく食べられる。
むしろ熟成して美味しい。
麹に漬けないと確実に腐敗するだろうな。
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