2015年3月30日月曜日

カトルフィーユのパン

コーンとオニオンのバゲット、マルゲリータフォカッチャ、ピスタチオのデニッシュ


クロワッサンと、私がいつも購入する、プルーンとくるみのバゲット、大納言のフランスパン。



今日は妊婦検診。
あと約1ヶ月で出産ともなると、身体もずっしり重くて
検診終わって、帰宅後に夫と娘と自分の昼食を作る気力も体力も無い。

病院からの帰り道にちょっと寄り道してよく行くのか
「カトルフィーユ」というパン屋さん。

黒を基調とした店内の、アールを描いたガラスケースに
美しいパンが並んでいる、対面式のパン屋さん。




HPを見ると、店主は北海道出身で東京でIT企業で働いていて
パン職人になり、北海道に戻って自分のお店を開店…という
異色な経歴。

でも、なるほどって思ったことろは
東京で暮らしている、というところ。

北海道のお店、
店員サンが無愛想なお店が非常に多い。
個人的に「ありえない」接客もしばし。

とってもこだわりのお店っぽく見えても
店主や店員に話しかけると口数も少ないし愛想が無い場合も。

とある商業施設のテナントのパン屋さんで、
「授乳室のあるおトイレはどちらにありますか?」
と聞いたら
「わかりません。誰かに聞いてきますか?」
なんて平気で応える店員とか…

ベーカリー併設のカフェの中でモップを持って通り過ぎる店員がいたり…

入店したら「いらっしゃいませ」と店の奥から声がして
お会計時まで店員が出てこないパン屋さんとか…

こだわりのソーセージ屋さんで会話を楽しみたくて
「燻製の香りが店中にしますね」と話しかけると
「そうですね」
で会話が終了してしまう場合とか…

田舎のカフェで
「このソーセージは自家製なんですか?」と尋ねると
「はい」
で会話が終了してしまう場合とか…

美味しいと評判のパン屋さんで
お店の前に駐車して、さぁ、車から降りて入店しようか、と思ったら

私の車を見た店員が慌てて出て来て、何も言わずに
「CLOSE」の札を立ててドアをバタンと閉じるとか…
人気のお店らしいので商品が無くなると閉店するとは聞いていたけど

挙げだしたら切りがない。

全てのお店がそういうわけではないけれど、そいいう場合が多い。
北海道に来て間もない頃は「たまたまそういうお店に出会っただけ」と思っていたけれど
あまりにも頻繁に遭遇するものだから、
これは北海道特有のものかもしれない、と近年気づき始めた。

あんまり気にしていたら気軽に外食ができない。
とはいえ、北海道に来て4年目になるが未だこれには慣れることができない。
その都度とても不愉快になってしまう。

北海道の皆さんは気にならないのだろうか…はたまた私が神経質なのだろうか。
慣れたくはないけれど慣れる時ははたして来るのだろうか…。


さて、「カトルフィーユ」の話に戻ると、
こちらのお店はシェフの奥様が接客をしているようなのだけど
とても明るい接客で、パンも美しいし店内も洗練されている。
店主は道産子では無いだろうな、と思ったら
ご夫婦共に道産子だったけどそういうことだった。


とても近所、というわけでは無い上に住宅街にポツんとあるお店なのでので
思い立った時に徒歩でフラリと買いに行けない。
何かのついで、とか通りすがりに立ち寄ることが多いが、
こういうお店を知っているだけでも正直ホっとする。

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