2015年6月23日火曜日

くるみパン 農場の卵カステラ

くるみパン

全粒粉のパン生地に胡桃を混ぜたパンを焼いた。
朝食のパンだから、こうやって、胡桃を混ぜただけでも随分贅沢な感じがする。
贅沢はたまにあるから良いわけで、毎日がレーズンやらフィグが入ったパンとかだとちょっと飽き飽きしてしまう。

プレーンなパンは不思議と飽きない。


夫の農場の名古屋コーチンちゃん達、いつになったら卵を産むんだろう…と
半泣き状態だったのだけど

最近になって産卵数が増えて来て
もう、我が家の卵消費スピードをオーバーしはじめてきた。
そろそろ夫のお店のメニューに登場できる頃。

平飼い自然卵が冷蔵庫に30個。
なんとも贅沢だけど、眺めていても仕方ないので

カステラにして一気に10個消費。

卵10個、砂糖260g、強力粉200g、水飴30g

これだけ。

新聞紙で作った型に流し込んでどどーーんと出来上がった。



普通のカステラ3本くらいはある。

文明堂の五三カステラのあのキメの細かさを思い出したら恥ずかしくなる
手洗い出来具合だけど
名古屋コーチンの自然卵のこれだけ大きなカステラっていうだけで、もう満足。

いたってナチュラルな餌を食べている鷄から産まれる卵なのに
なぜか凄いイエロー!!!!

強烈に黄色いこのカステラを見て思い出したのが
「ぐりとぐら」




我が家にあったこの絵本、もう40年近く前のもの。
私の姉が3歳の時に買ったらしく、裏に買った年が書いてあった。



いったい何万人?の人がこのシーンに感動し、
この黄色いカステラに憧れたでしょう…。


我がカステラを見て、ふと絵本を本棚から取り出して
カステラの隣に置いてみたら今回私が作ったカステラの黄色は、
まさにこの絵本の「カステラ」の黄色と全く一緒だった。

私の色の記憶装置はけっこう優秀だった。


ちなみに、私のカステラは卵と砂糖と小麦粉だけだけど
「ぐりとぐら」のカステラには牛乳やバターが入っていてとってもリッチ。



せっかく奇麗に残っていた絵本なのに我が娘達がビリビリに破いてしまったので
一部落丁あり。とほほ。

2015年6月18日木曜日

夫のお弁当。卵サンド&チキンサンド

卵サンドとチキンサンド

毎日の様に夫にお弁当を作っている。
基本はおにぎり(米)+オカズ
たいてい米はおにぎりだけど、おかずはいつもこんな感じで地味。



既成のオカズが嫌い、とか添加物が嫌い、とか面倒な夫の嗜好ではあるものの
随分作るのに慣れて来たこのごろだったけど、

「サンドイッチが良いのだけど…」というリクエスト。

パパっと食べられるからその方が良いのだとか。

サンドイッチ…
個人的に「パパッと」よりじっくり食べたいものだから
具とパンを一緒にいただくサンドイッチは、あっというまに食べ終えてしまうから食事が寂しい。
ゆえにサンドイッチはあまり作ったことが無いし好んで買う事も無かったから
サンドイッチ作りは難題である。

ひとまず、サンドイッチ用のパンが必要だ。

ということで、いつか使ってみたいと思って随分前に買っていた「トヨ型」で。
このままスライスして具を挟むとちょうど良いサイズかな、と。



ところで「トヨ」って何?って調べてみたら、
「雨樋(あまどい)」のことだそうです。

パン生地はいつもの朝食パンの最もプレーンな配合。昨日の日中に作った。
焼成は200℃で45分。
余熱が完全に抜けきらないうちに袋に入れてしまったようで、
今朝見たらパンがシワシワ。
ま、スライスしてしまうから問題は無い。


しわしわ。
●卵サンド
シンプルに塩麹と粒マスタードとマヨネーズとパセリのみ。
夫の農場の平飼烏骨鶏の有精卵と家庭菜園のパセリで。

●チキンサンドは
先日の晩ご飯(鶏胸肉の竜田揚げの甘酢あんがらめ)の餡をからめていない竜田揚げに
昨日の晩の残りの玉ねぎドレッシングに蜂蜜と粒マスタードと混ぜてソースを作ってからめたもの。昨晩の夕食の豚の生姜焼きに添えてあったキャベツ&レタスを詰め込んで、マヨネーズとケチャップをちょっと添えてみた。

残りものだらけだな…。
でも、お弁当ってそういうものよね…。うん、うん。


こちらだけパンをトースター(我が家は魚焼きのロースターですが)で焼いてみた。


サンドイッチ4つはちょっと多かったかな。

って、そんなことより夫は農場で鷄達を見ながらこのサンドイッチを頬張るのか。
微妙だな。

今ふと思った。
ま、そんなナイーブな人でも無いから大丈夫でしょう。




長男、誕生より一ヶ月半。大きくなったけど…毛が薄い。
ハゲちゃうかな、将来。

2015年6月15日月曜日

全粒粉パンとカステッロ・モンテヴィビアーノ・ヴェッキオ社のエキストラバージン・オリーブオイル

全粒粉パン

三子目が産まれると、パン作りもなんだか慌ただしい。
パン作りは中断できないけれど、彼が泣くと中断せざるを得ないから
成形もいつも同じで手早くできるものばかり。
だかららいてい丸形に切れ目はハサミでチョンチョン!
切れ目は入れなくても良いけど、なんとなく入れた方が可愛し、
変に爆発しなくて仕上りも良い。

長男の内祝いの品は「たねや」で。
味もさることながら、あの「しつらえ」が美しい。

のし紙、包装方法、パッケージ、栞の一つ一つが美しいので
ギフトには最適。抜かり無い品物を安心して大切な方々に贈る事ができる。

さらには発送用の格子模様の段ボールさえも、美しい。
「捨てたく無い、とっておこう」と思うパッケージは包装紙はあっても
段ボールでもそう思ったのは初めてかも。

内祝いを贈ったお友達のご主人、実は甘いものがそんなに好きではなかったので

せっかくなので自分用にも購入して、早速いただいてみた。

「カステッロ・モンテヴィビアーノ・ヴェッキオ社のエキストラバージン・オリーブオイル」




まるで化粧品の様は可愛い瓶に入っていて冷凍されている。
新鮮なオリーブオイルをフィルターにかけずに−25℃で凍らすことで
エメラルドグリーンの新鮮そのままのエクストラバージンオリーブオイルを楽しめる…とのこと。

ネットのイメージ写真ほど「エメラルドグリーン!!!!」ではなかったものの
味は爽やかで美味しくて食べやすい。

常用するには瓶がもったいないし高価だけど、まぁ、贈り物とか話の種にくらいなら良いかな。




全粒粉パンとオリーブオイルと塩。これが一番大好きな組み合わせ。
美味しいオリーブオイルだとパンの仕上りまでグーーンとランクアップした気分。

2015年6月1日月曜日

シフォンケーキと太白ごま油

シフォンケーキ

夫の農場の卵、餌に色素を混ぜているわけではないけど、黄色の色味が凄い。
色素を混ぜている卵はパプリカを混ぜているからかな、赤味のある黄色、
夫の卵は「イエローー!!!」って感じの強い黄色。

卵焼きを作っても、シフォンケーキを作っても、ロールケーキを作っても…
卵黄を沢山入れているわけでは無いのだけど、眩しいくらいの黄色いものが出来上がる。

今回のシフォンケーキもやけに眩しい。

シフォンケーキって普段家にある食材で出来るから、けっこう作るけど
夫なんかは、やっぱりクリームが無いとちょっと寂しいと言われる。
とはいえ、生クリームは常備していないからなぁ。

シフォンケーキってノンオイルのレシピもあるけれど
やっぱり油は入っていた方がコクやしっとり感があって美味しい。




ドレッシングや野菜いため等、素材の味がグンと引き立つから
我が家は「太白胡麻油」を使っている。
シフォンケーキにもこちらを使用する。

けっこうお高いので、揚げ油には使っていないけど。

いつかやってみたいことが油の違い比べ。
そんな暇も無いし、色々な種類の油を常備していないから実現するのだろうか。

2015年5月24日日曜日

農場の卵とお米


こちら、農場の生みたて卵。

卵白の弾力が凄い。
卵黄は独得の黄色みを帯びていてる。



やっぱり一番美味しいのは「たまごかけご飯!」を言いたいところだけど
写真を撮っておきながら実はあまりそれは好きではない。
白身の部分の食感がちょっと苦手。
温泉卵を乗せて食べる方が好き。

さて、私は朝食にパンばかり食べているのか、というとそうでもなく、1/3はご飯朝食。




北海道の人は「ななつぼし」の方が人気らしいけど本州出身の私は「ゆめぴりか」が好き。
北海道に住み始めてすぐに、道産のお米を少しずつ色々買って食べ比べをしてこれに決めた。ほどよりねばりと甘さが美味しい。

とはいえ、宮城米「ひとめぼれ」の香りには届かないかも。震災以降は宮城米は食べないようにしているけど…




お米は土鍋で炊きたいところだけど、我が家のIHコンロはIH用の土鍋に反応しなくて、
結局ストウブ鍋で炊いている。

本当は炎で調理をしたい私。不本意ながらIH調理器のお世話になっているけど、電気代ばかり食って、妙な電磁波を浴びている気がして、何が良いのかわからない…。
お掃除が楽なことくらいかな。

ストウブは炊飯鍋ではないので、どちらかというと、肉料理をした時なんかに威力を発揮する。まずまずの炊きあがりではあるけれど土鍋の方がつややかに炊きあがる。
鍋で炊飯すること自体がなんとなく嬉しかったけど、最近、子ども達の食事の量が増えてきたら、鍋炊きが面倒になってきた。

炊きたてが美味しいから、いつも炊きたてが良いからって3合ずつ鍋で炊いていたけれど、
長女は食べ盛りで、家族も増えたら、そんなことは言ってられない。
正直、5合くらいまとめて一気に炊飯器で炊いてしまいたい。
そう思ってしまう自分が残念。

2015年5月22日金曜日

レーズンシュガーバターパン

レーズンシュガーバターパン


プレーンなパンに控えめにレーズンを入れて、
鋏で入れた切れ込みにバターと入れてグラニュー糖を振りかける。

一気に贅沢なパンに大変身。
この日作った10個のパンは全て売り切れた。

バターはパンに練り込むより、こうやってトッピングしたり
スプレッドとして塗った方がバターの風味をしっかり感じることができるような気がする。

今回使ったバターはトータル10gほど。小さく切ってパンの切れ込みに少しだけ入れただけ。

だから1個のパンには1g程度しか使っていない。
それでもバターの風味と香りは抜群。


同じ量のバターをを生地に練り込んでも
ここまでバターの風味や香ばしさを感じることができない。

10個全部にバターをスプレッドとしていただくとなると
これまた10gでは足りないだろうな。
切れ込みにバターを入れるという策は、とても経済的だ。


産後も変わらずパンを焼いているけど、
さすがに3児の母にもなると、のんびりブログを更新するのは難しい。

新生児は待ってはくれないから、何をしていても彼が泣くと中断。
中断したものを再開させる前に別のことが舞い込んできてしまうから。

しかし、ここで疲れるのは新生児の育児や授乳…というより、
むしろ、その他の2人に手がまわらなくててんてこまい。
次女はさらに赤ちゃんが返りがヒートアップしたものだからこれまた大変。

長女とは9歳、次女とは3歳、このくらい離れていれば育児も楽かな、と思ったのだけど
赤ちゃん返りは誤算だった…。
今まで自分でできていたことができなくなってしまい手がかかるのなんの。


しかし、きっと…こうやって「お母さん!お母さん!」と呼ばれて
慌ただしく小さな子ども達の育児ができる今が人生で一番幸せな時期なんじゃないかと思う。

3人の子どもが自立して、私を母として必要としなくなったとき
きっと今の慌ただしさ以上に寂しい気持ちに苛まれるんじゃないかな。
今の慌ただしさって、実は刹那的で本当に尊いものかもしれない。