2015年2月24日火曜日

高橋家のパンのこと

我が家の朝食は7時。
1週間のうち4日くらいがパン。

そのパンはいつも私が焼く。

5時にホームベーカリーに材料をセットして
1時間はのんびりして
6時から朝食と夫の弁当を作り始める。
途中パンのお世話が入り、なかなか起きない娘を起こして
7時くらいにはいつも朝食が始まる。

作るパンはいつもいつも焼いているうちに自然と配合はいつも同じ。

北海道産強力粉300g
砂糖18g
粗塩4.5g
水180cc
とかち野酵母5g

捏ねと一時発酵まではホームベーカリーまかせ。
成形して、二次発酵(放置)して焼成。

寒くなるとちょっと水分を増やしたり、
発酵させる場所と時間を変えたりするけれど。
基本的に同じ。

たいてい8個。この大きさが今の我が家にはちょうど良い。
それに。2の倍数は分割しやすい。

それでも毎日全く同じパンでは家族も飽きるし私も面白く無いから

水を牛乳にしたり、
粉の一部の全粒粉にしたりライ麦にしたり、
ナッツやフルーツを入れたり、
温度を高くして焼き時間を長くしてバリっとした食感にしたり
その逆にして、ふんわりしっとりさせたりする。

全粒粉入パン


一番よく登場するのがこのパン。夫が一番好きなパンでもある。

粗挽きの全粒粉を30g配合して、200℃のオーブンで18分焼く
おしり型。この形が食べやすい。
焼きたてのパンは熱いから、まん丸のパンだと割りにくい上に潰れやすい。
だからといって、娘達がパンを丸ごと頬張る姿はちょっとお行儀が悪いから。
これなら3才の娘でも焼きたてパンを割る事ができるし、
割ったパンを頬張るくらいならまぁ、許せるかな…と。

つい最近までは180℃で15分。だったけど、ひょんなことから最近変わった。
我が家のオーブンは余熱に随分時間がかかるから、200℃18分はオーブンの稼働時間が40分。
前者より30分も長いからちょっと嫌なんだけど
何とも言えないバリっとした感動的な食感は譲れない美味しさだった。

と、微妙な配合や温度調節で私は毎朝一喜一憂しながら楽しんでいる。
そして、食事中に「今日はこう作った、あぁ、作った」と微妙な違いを家族に報告。
ほぼ独り言だけど。


1つの生地で無限大のパンが出来上がる。
1つの生地なのに自分や家族友達…それぞれの好みのパンがあったりする。

私が面白がって作るパン、家族が喜ぶパン、友達が喜んでくれるパン、
私の朝食パンの歴史と共にあまりにも沢山の自分のパンが誕生したから
このあたりでちょっと記録してみることにした。

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